拍手お礼ss 23


- 猫舌 - 浅クロ編。

「あちっ!」
「…どうかしたのか?」
「クロさん…。舌ヤケドした…」
「そうか。」
「…それだけ…?」
「だから?」
「…もっとこう…心配とか?」
「火傷しただけだろう?だったら大丈夫だろう」
「…そうなんだけどさ…」

『もっとこう…心配されたかった…』
と思うのはやはり、贅沢なのだろうか…?
浅野は悲しくなりながら、残りの紅茶をすする…。

そんな浅野を横目で見ていたクロウは―

「れのん。こっち向け」
「ほえ?」

そう言って、クロウは浅野の顔を自分に向けた。
そして、いきなり口を合わせたかと思うと…
浅野の口内をつつく…

「!!んんーーーー!!」

クロウが存分につついてくれたおかげで、浅野の火傷はじくじくと痛み…

「クロさん!!」
浅野はクロウを睨むが…
クロウは全く気にしていなくて…

ニッコリと笑ってこう言った。

「れのん。これで早く治るな俺様が舐めてやったんだから。」
「…クロさん…」

果たして浅野の火傷は早く治るのか…?